2015年4月27日月曜日

国債格付け

国債(こくさい、government bond)は、
国庫債券の略称[3]

国債の信用力については、民間会社による格付けが行われている。参考のため一部の国のみ掲載する。
主な国の信用格付け一覧表(2014年12月13日現在)[14]
ランク国名ムーディーズS&Pフィッチ
1ドイツAaaAAAAAA
ルクセンブルクAaaAAAAAA
オーストラリアAaaAAAAAA
スイスAaaAAAAAA
デンマークAaaAAAAAA
スウェーデンAaaAAAAAA
ノルウェーAaaAAAAAA
カナダAaaAAAAAA
シンガポールAaaAAAAAA
2米国AaaAA+AAA
オーストリアAaaAA+AAA
フィンランドAaaAA+AAA
オランダAaaAA+AAA
3英国Aa1AAAAA+
香港Aa1AAAAA+
4ニュージーランドAaaAAAA
5フランスAa1AAAA
6ベルギーAa3AAAA
7サウジアラビアAa3AA-AA
8韓国Aa3A+AA-
9中国Aa3AA-A+
10エストニアA1AA-A+
チェコA1AA-A+
11日本A1AA-A+
12スロバキアA2AA+
13ポーランドA2A-A-
14アイルランドBaa1AA-
マルタA3BBB+A
15リトアニアBaa1A-A-
16ラトビアBaa2A-A-
17メキシコA3BBB+BBB+
18スペインBaa2BBBBBB+
20イタリアBaa2BBB-BBB+
21ブラジルBaa2BBB-BBB
南アフリカBaa2BBB-BBB
22ロシアBaa2BBB-BBB
23インドBaa3BBB-BBB-
ブルガリアBaa2BB+BBB-
ルーマニアBaa3BBB-BBB-
24インドネシアBaa3BB+BBB-
25トルコBaa3BB+BBB-
26ポルトガルBa1BBBB+
27ハンガリーBa1BBBB+
28クロアチアBa1BBBB
29キプロスB3B+B-
30ギリシャCaa1BB
31エジプトCaa1B-B-
32アルゼンチンCaa1SDRD
S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)とフィッチ・レーティングスでは同じ記号でAAA(トリプルA)からA(シングルA)、BBB~B、CCC~C、という形式で表記され、AA~CCCまでに+、ーを付加することでさらに3段階に細分化される。 ムーディーズではAaa~A、Baa~B、Caa~C、という形式で表記され、やはりAa~Caaまでは1,2,3を付加することで3段階づつに細分化される。 それぞれの意味合いは以下の通り。
Aaa/AAA
信用リスクが最小限(信用力が最大)
Aa/AA
信用リスクが極めて低い(信用力大)
A/A
信用リスクが低い(信用力あり)
Baa/BBB
信用リスクは中程度(信用力中程度)
※このランク(Baa3/BBB-)までが一般的に「投資適格級」とされる。
Ba/BB
相当の信用リスク
※このランク(Ba1/BB+)以下は「投資不適格級」「ジャンク級」などと呼ばれる。
B/B
信用リスクが高い
Caa/CCC
信用リスクが極めて高い
SD/RD
選択的デフォルト・一部債務不履行
D
債務不履行
※日本の財務省は、2002年に大手格付け会社のムーディーズが日本国債を格下げしようとした際、日本やアメリカのように先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない(ハイパーインフレーションによって通貨がほぼ無価値になることはありえる)として、各格付け会社に対して「デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。」等と説明を求めている[15]。  

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