2015年5月5日火曜日

アメリカ大統領選

共和党(きょうわとう、Republican Party)は、アメリカ合衆国政党国際民主同盟加盟。民主党と共に二大政党制を構成している。一般的にリベラルの立場を取る民主党に対し、保守主義の立場を取る政党である。

伝統的保守層とキリスト教主義勢力(300万人を擁する「クリスチャン・コアリション」を筆頭とする福音派)の集票に支えられた政党である。
力による秩序と強力な同盟関係による安全保障策が基本であり、国益重視で国際連合に対しては反感を持っている。内政面では、人工妊娠中絶禁止(プロライフ)・死刑制度存続家族制度重視・不法移民反対・銃規制反対などが特徴の伝統的保守思想の政党である。
英語ではGOP (Grand Old Party) が別称のひとつになっている。
シンボルは[3]

黒人奴隷制反対を掲げて1854年に結成される。連邦派と呼ばれるフェデラリストホイッグ党の流れを汲み、かつては北東部、中西部を支持基盤とする政党であり、1860年にはリンカーンが初の同党出身の大統領になった。当初は知識層が支持する進歩政党であったが、20世紀前半に革新主義が離脱、ニューディール連合のもと雌伏を余儀なくされた。公民権運動以降、民主党地盤であった南部へ進出、キリスト教を取り込んで保守的な傾向を強めていき、民主党と政治的立場が入れ替わることとなった。リチャード・ニクソン以降はこの地を地盤として多くの大統領を送り込んでいる。
大恐慌以降の民主党が経済・社会政策における再分配政策中小企業重視・弱者の救済を重視するのに対して、共和党は大企業優先・新保守主義色がより強く、大企業への法人税縮小、規制緩和民営化を強力に推進する傾向にある。クリントン政権下でヒラリー・クリントンが提唱した国民皆保険制度に関しては、当初から一貫して反対し阻止に動いてきた。
環境問題については国内環境の保全には積極的に取り組む議員もいるが、地球温暖化問題には懐疑的な議員が多く、省エネルギーよりも短期的な経済効率を優先する傾向が目立つ。ブッシュ政権は内外の批判を浴びながらも、京都議定書から離脱した。通商問題ではNAFTAなどの自由貿易協定やグローバル資本主義を積極的に支持し、あらゆる手段をもって推進する姿勢である。
外交政策において冷戦期は戦略防衛構想など積極的な軍拡を行い、また冷戦後は介入主義の立場を取り、湾岸戦争ソマリア内戦コソボ紛争、最近ではアフガン侵攻イラク戦争を起こし参戦した。レーガン政権からいわゆるネオコン勢力が一定の主導権を握り始めたことも外交政策に影響を与えている。ネオコンと呼ばれる人々にはユダヤ系が多く、この勢力は中東地域での軍事行動に積極的であり、イスラエルの対アラブ諸国・対パレスチナの武力行使についても肯定する。特にゴールドマン・サックスなどユダヤ系大企業から巨額の献金を受けているので極端にイスラエル寄りである。クリントン政権が進めていた中東和平プロセスはジョージ・W・ブッシュ政権になってから事実上崩壊し、同政権はイスラエルのガザ侵攻レバノン侵攻などの防衛行動を黙認し続けた。




[ワシントン 4日 ロイター] - 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)だったカーリー・フィオリーナ氏(60)は4日、2016年の米大統領選挙に共和党から立候補すると表明した。
民主党からはヒラリー・クリントン氏が出馬を表明しているが、共和党から女性として立候補したのはフィオリーナ氏が初めて。
同氏は実業界で知名度は高いものの、公的な役職に就いた経験はない。ABCニュースの「グッド・モーニング・アメリカ」に出演し出馬を表明した同氏は、「経済が実際にどのように機能するか理解しているため、私は大統領職にふさわしい」と語った。

ヒラリー・クリントン氏については、重要な案件について透明性が十分でないと指摘。尊敬しているが信頼感に欠けると述べた。

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