2015年5月6日水曜日

倒産原因

倒産する企業の7割は『販売不振』が原因!

中小企業庁が調査している『倒産の状況』では、倒産の原因についても調査を行っています(倒産の状況 統計表一覧 原因別倒産状況タブ)。平成25年には1万855件の倒産がありましたが、それぞれの倒産原因をまとめています。
1位は『販売不振』で7468件。どんな企業であれ、売上を上げるために物やサービスなどを販売していきます。しかし売れると思っていたものが売れなかったことが、倒産の大きな原因となります。会社を起こすときに「これは売れる!」と思っても、実際にはニーズが無かったということも考えられます。まずは市場調査などで本当にニーズがあるのかを調べたほうがいいですね。
2位は『既往のしわよせ』で1372件。既往のしわよせとは、すでに見えている悪い状況を、対策を採らずに放置してしまうこと。例えば最初こそ順調に売上が上がっていたものの、徐々に低下。低下していることに対策を採らずにコストもそのままでいると、当然いつかは赤字となって倒産してしまいます。悪い兆候が見えたらすぐに対策をとらないと『既往のしわよせ』が発生してしまうんですね。
3位は『連鎖倒産』で612件。例えば前の会社や付き合いのあった会社と取引をしていくことを前提に会社を起こしたとします。しかし取引先が倒産してしまい売上がなくなってしまうようなことです。こうならないためには販路の拡大といった策を採らないといけません。
http://type.jp/s/caretopi/company/20140319.html

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