2015年5月8日金曜日

バビロンシステムです

資本主義はカネによる支配

共産主義は体制による支配

軍国主義は軍隊による支配

これらは、バビロンシステムです。

バビロンシステムは崩壊します。


 ハルマゲドンはディバインシステムとバビロンシステムの戦いである。この戦いは大昔から続いてきた。そして、バビロンシステムが暴走し臨界点を超えて、そのひとつの現象として金融危機が発生した。バビロンシステムは何らかの手段で上層部が下層部をコントロールする。資本主義では、コントロールの手段としてマネーが大きな要因を占める。全体主義では、堅固なハイアラーキーによる権力構造が下層をコントロールする。軍事力などもひとつの手段だ。つまり、権力や軍事力やマネーなどのパワーによる支配である。これを打破するための中途のシステムとして、準ディバインシステムがある。トップダウンとボトムアップのバランス、環境に優しいツールの開発、ソーラーシステムなどが考えられる。大雑把に言えば、バビロンシステム、準ディバインシステム、ディバインシステムのみっつに分かれる。準ディバインシステムにはバビロンシステムの要因も含まれる。しかし、準ディバインシステムでは、ハルマゲドンの戦いにおいて神のサイドがサタンのサイドに対して優勢になっている。神とはヤハウェ、ゴッド、アッラー、ブラフマン、ジャー、コスモスなどを指す。機械論的宇宙では、機械を使って宇宙を支配しようとし、生命論的宇宙では、人と宇宙は一体であり機械はその道具にすぎない。システム論的宇宙では、生命と機械が自然な形で融合する。システム論的宇宙がわれわれの目標だ。





ネオインダストリ

 バビロンシステムから準ディバインシステムを創る。個人用の情報システムと家族用の情報システムを創る。最も重要なものは食料である。次に衣料である。住宅にはそれほど投資できない。
 トップダウンに考えて、ボトムアップに行動し、グローバルに考えて、ローカルに行動する。そして、ホーリスティック、システマティックに理解し(カオス理論、サイバネティクス、システム、エコロジー)、還元主義の論理(原因と結果、プロセスとプロダクト、システムとエレメントを分離する)を越える。
 トップダウンに見ると、ユニバース、ソーラーシステム、ガイアとなる。われわれはガイアビオトープの中でしか生きられない。ガイアビオトープは生命体であり、その本質は食物循環だ。植物が光合成でエネルギーを生産し、動物は植物に寄生し、死とともにガイアビオトープへ還元される。
 山が良くなれば、海も良くなる。水は上から下へ流れるだけではない。山で雨が降り、川となって海へそそぐ。中途で蒸発した水が雲を作り雨を降らせる。つまり、水は循環している。そして、人は法の下に秩序を保って生きる。人が関わる三つのシステムはエコロジーシステム(生態系)、エコノミーシステム(経済系)、マネタリーシステム(金融系)である。
 宇宙は、機械論的宇宙(ニュートン/デカルト)から、生命論的宇宙(ダーウィン/アインシュタイン)へ、そして、システム論的宇宙へと進化する。
 エコシステムの創造とはガイアを健全なビオトープにすることである。エコシステムは、エコノミーシステム(経済系)とエコロジーシステム(生態系)で構成される。自然界は天気のシステムに連動した生態系に依存している。つまり、人がガイアに意図的に介入することにより、ガイアを持続可能な系として維持していく。ソーラーシステムの下にガイアが存在し、われわれはガイアビオトープの中で生きている。
 おおまかな産業の構造は情報産業、モノ産業、サービス産業に分かれる。個人がウェブとバイオで発信するようになった。ウェブは場であり、バイオは発信するソウルである。情報産業が産業をリードする。人はクリエイティブクラス、町はクリエイティブセンターを目指す。人はだれでもクリエイティブである。クリエイティブな弁護士、クリエイティブな政治家、クリエイティブなサッカーなど、さまざまな局面で創造性が問われる。

・サイエンス

物理、生物、化学、数学、、、

・アート

哲学、宗教、文学、音楽、美術、、、

・テクノロジ

土木、建築、電機、機械、、、

・インダストリ

農業、漁業、林業、鉱業、工業、、、

 ネオインダストリを実現するためには、人流(脳力)、情報流(知力)、物流(体力)、金流(金力)が必要だ。脳力は考える力(能動的思考)、知力は知る力(受動的思考)、体力は動く力、金力はインフラだ。

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