2015年9月28日月曜日

線香@紅楼夢

1/03/2009


線香
おやじの49日の法要も無事終わったようだ。これで、正式に往生したことになる。

【往生】おうじょう

[仏]この世を去って他の世界に生まれ変わること。特に、極楽浄土に生まれること。


それで、葬儀の際に線香をひと箱貰ってきた。なかなか香りが良い線香だったので・・・

アジア系の線香もいいが、この線香も良い。


日本の名香 好文木 梅栄堂 本舗 大阪・堺


古来、梅は百花の魁として、香は幽雅、その姿はまた君子の態があると称されています。昔、中国の晋の武帝の御代に、皇帝が文学を好み給う時には、宮苑の梅の木に花が開いて、その匂いが常より増し、学の道怠り給う時は萎れたという故事によって、文を好む平和の花として、梅の異名を「好文木」と名付けられました。


それにしても、偶然とは面白い。おやじの病床に太宰府天満宮の健康長寿お守りを置いた。ご存じのように、太宰府天満宮は、梅の名所。梅が枝餅も名物である。そして、天神さまは学問の神さま、菅原道真公である。

おやじが三途の川を渡る夢を見た。片手に天神さまのお守りを携えて・・・ 神仏混交の極楽浄土旅行・・・

なおかつ、祭壇には、梅の「好文木」の線香が漂っている・・・ 梅づくしの極楽旅行・・・

こういうのを往生と呼ばずして、何と呼ぶ?


Creator Aoyagi YoSuKe

花の魁・・・ 梅

うちのおふくろは、梅干しばあさん、梅干しを漬けるのがお得意・・・


【魁】さきがけ

① 衆に先立って敵中に攻め入ること。

② 物事のはじめとなること。特に、同類の中で先になること。

「春の魁」「女性議員の魁」



女性自立の魁は?


平塚らいてう? 津田梅子? 細川ガラシャ夫人?

【平塚らいてう】ひらつか雷鳥
女性解放運動家。本名、明(はる)。号、らいてう。東京生まれ。日本女子大卒。雑誌「青鞜」創刊。「新しい女」と名乗り、女性解放・婦人参政運動に尽力。自伝「元始、女性は太陽であった」(1886~1971)

【津田梅子】つだうめこ
教育家。江戸生まれ。1871年(明治4)日本で最初の女子留学生として渡米。帰国後、華族女学校・女高師教授を歴任。女子英学塾を開き女子の専門教育に尽力。(1864~1929)

【細川ガラシア】ほそかわガラシア
(ガラシアはラテン語のGratiaの訛)細川忠興の妻。明智光秀の女(むすめ)。キリシタン信者。関ヶ原の戦いで石田三成挙兵に際し、人質として大阪城に入るのを拒んで自殺。(1563~1600)

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