2016年4月14日木曜日

ラボエム、ルンプロ

彼らが悪いという訳ではない。市井の人びとです。



売れたらブルジョワ、売れなかったらルンペン。

自由市場です。


なんで生計を立てているのかも、どんな素性の人間かもはっきりしない、おちぶれた放蕩者とか、ぐれて冒険的な生活を送っているブルジョアの子弟とかのほかに、浮浪人、兵隊くずれ、前科者、逃亡した漕役囚、ぺてん師、香具師、ラッツァローニ[1]、すり、手品師、ばくち打ち、ぜげん、女郎屋の亭主、荷かつぎ人夫、文士、風琴ひき、くず屋、鋏とぎ屋、鋳かけ屋、こじき、要するに、はっきりしない、ばらばらになった、浮草のようにただよっている大衆、フランス人がラ・ボエムと呼んでいる連中


ブルジョワジー(仏: Bourgeoisie)は、市民革命における革命の推進主体となった都市における有産の市民階級をさす。貴族や農民と区別して使われた。短くブルジョワ(仏: Bourgeois)ともいうが、これは単数形で個人を指す。20世紀の共産主義思想の下で産業資本家を指す言葉に転化し、共産主義者の間では概ね蔑称として用いられたが、この資本家階級という意味では上層ブルジョワジーのみをさしている。しかし本来はブルジョワジーという言葉には中産階級も含まれ、特に17 - 19世紀においては革命の主体になりうるほどの数と広がりを持つ階層であった。


与太者
与太者、流れ者、ラ・ボエム


よた‐もの【与太者】

1 正業を持たないならず者。やくざ者。
2 役に立たない愚か者。うすのろ。


ながれ‐もの【流れ者】

土地から土地へと流れ歩く者。渡り者。


ルンペンプロレタリアート(独:Lumpenproletariat)とは、日雇いなど種々雑多の最下層の労働者階級の蔑称を指す。略して「ルンプロ」ともいう。またこの言葉より派生して日本で浮浪者を指してルンペンと称することもある。

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