2020年8月1日土曜日

コロナ天罰JR(生産公社)

JR東海 四半期としては過去最大の赤字幅 新幹線利用者激減で
2020年7月31日 19時03分

JR東海の6月までの3か月間の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で東海道新幹線の利用者が激減したことなどから、最終的な損益が726億円の赤字となりました。赤字幅は、四半期としては過去最大です。

JR東海が31日発表したことし4月から6月までの3か月間のグループ全体の決算によりますと、売り上げは去年の同じ時期に比べて72.7%減って1287億円、最終的な損益は726億円の赤字となりました。

赤字幅は、四半期としては過去最大で、第1四半期の決算が最終赤字となったのは初めてです。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大で外出や移動を控える動きが広がり、東海道新幹線の利用者数が激減したほか、グループで展開しているデパートやホテルなどの収入が大幅に減ったためです。

また、来年3月までの1年間の業績予想は、新型コロナウイルスの影響が見通せないとして公表しませんでした。

JR東海の木村中経営管理部長は、記者会見で、「大変厳しい状況に置かれている。鉄道の利用客数は少しずつ回復をしていたが、再び東京を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大しており、先行きは見通せない」と述べました。

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