2015年4月24日金曜日

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[23日 ロイター] - 10年前の4月23日、1本のビデオが動画投稿サイト「ユーチューブ」に初めてアップロードされた。それ以降、米グーグル(GOOGL.O: 株価企業情報レポート)傘下となったユーチューブは今に至るまで、オンライン動画共有サービスの市場を支配し続けている。
しかし、それはいつまで続くだろうか。
米フェイスブック(FB.O: 株価企業情報レポート)は22日、利用者の1日当たりのビデオ視聴再生回数が40億回に達したと発表した。昨年9月の同10億回、今年1月の同30億回から右肩上がりで伸びている。
同社が同日発表した第1・四半期決算は、売上高成長率が過去2年で最も低くなったが、ビデオ視聴回数の伸びは、少なくとも証券会社9社が同社の株価目標を引き上げるのに十分な根拠を提供した。
ほぼすべてのアナリストが、フェイスブックの売上高を伸ばす最も有望な分野の1つとして、動画広告を挙げている。
RBCキャピタルマーケッツのマーク・マハニー氏は「ビデオおよびモバイルの広告需要について、インターネットはある種の変曲点を迎えており、フェイスブックがこの変化の唯一最大の受益者となるだろう」と語った。同氏は、フェイスブック株の目標株価を88ドルから105ドルに引き上げている。
グーグルは、ユーチューブの視聴者数や売上高に関する詳細は公開していないが、2012年1月に1日の動画再生回数が40億回だと明らかにしていた。

証券会社コーウェン・アンド・カンパニーは、ユーチューブの1日の動画再生回数が年内に79億回に達し、59億ドルの売上高をもたらすと予想。フェイスブックの動画広告収入については、今年は約10億ドルと予想している。   続く...

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