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2016年1月14日木曜日

歌会始2016@紅楼夢

日本の仕事

歌会始から始まる。

世の中がどうなろうが、憲法の第一章は天皇です。

新年恒例の「歌会始の儀」が14日、皇居・宮殿「松の間」で開かれた。今年の題は「人」。天皇、皇后両陛下や皇族方、入選者10人の歌が披露された。

 宮内庁によると、天皇陛下は戦後70年の昨年4月、慰霊に訪れたパラオで、旧日本軍と米軍の激戦があった島に向かって拝礼した時のことを詠んだ。

 皇后さまは夕方の空を進む飛行機を見ながら、お一人で欧米を旅行した頃を思い出し、「あの一機にも、自分と同じような旅する若者が乗っているのだろうか」と想像したことを詠んだ。

 皇太子ご夫妻は東日本大震災からの復興、秋篠宮ご夫妻は昨年のブラジル訪問について歌にした。秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまは昨年11月に石川県小松市の「日用苔(ひようこけ)の里」、次女佳子さまは昨年9月に鳥取県で開かれた「第2回手話パフォーマンス甲子園」で感じたことを詠んだ。(島康彦、伊藤和也)


天皇ご一家の歌は次のとおり。

天皇陛下

戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ

皇后さま

夕茜(ゆふあかね)に入りゆく一機若き日の吾(あ)がごとく行く旅人やある

皇太子さま

スペインの小さき町に響きたる人々の唱ふ復興の歌

皇太子妃雅子さま

ふるさとの復興願ひて語りあふ若人たちのまなざしは澄む

秋篠宮さま

日系の人らと語り感じたり外つ国に見る郷里の心

秋篠宮妃紀子さま

海わたりこのブラジルに住みし人の詩歌(しいか)に託す思ひさまざま

秋篠宮家長女眞子さま

広がりし苔(こけ)の緑のやはらかく人々のこめし思ひ伝はる

秋篠宮家次女佳子さま

若人が力を合はせ創りだす舞台の上から思ひ伝はる

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