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2017年6月8日木曜日

持続可能な機械をつくる

●持続可能な機械(建築物、道具)をつくる

資源クライシスを回避するには、時間が足りないので、文明崩壊する。その後、太陽文明が訪れる。

文明崩壊(カオス)が発生するのは2050年過ぎだと思われる。太陽文明の到来は2100年過ぎだと思われる。文明崩壊の影響を最小化する努力が求められる。

2050年 => 文明崩壊(カオス) => 2100年 => 太陽文明(循環システム)



材料メイカー、機械メイカーの最大の目標は人工知能でも、ロボットでもない。持続可能な機械(道具、建築物)を開発することです。持続可能な機械は再生可能材料で出来ていて、再生可能エネルギーで動く。


マンハッタンは鉄とコンクリートとガラスで出来ている。マンハッタンは持続可能か?

持続可能性の責任は、世界の指導者のだれが取るの? 持続不能なモノは滅ぶ。再生不能の資源は持続不能です。コンクリートは、アスファルトは持続不能じゃないの?




世界の指導者は、持続可能性、サステナビリティと、おまじないのように言うが、具体的な話をしなければ、何の意味もない。


世界は意外と単純です。生物とエネルギーと道具で出来ている。持続な能な文明は、再生可能な材料で出来ていて、再生可能エネルギーで動く道具がある。

材料メイカー、機械(ツール)メイカー、エネルギーメイカー、生物メイカー => システムメイカー


生き残る人はメイカーです。

持続可能な材料メイカー(難問です)、持続可能な機械(ツール)メイカー、持続可能なエネルギーメイカー、持続可能な生物メイカー、持続可能なシステムメイカー


システムメイカーは、システムエラーを減らす責任がある。法体系はシステムです。立法は法の設計、行政は法の運用、司法は法の番人です。

システムエラー(事件事故)=ヒューマンエラー+ソフトウェアエラー+ハードウェアエラー


持続可能性や再生可能性は、システムの大きな概念です。

枯渇性資源は無くなるので、再生可能な資源を利用して、システムを持続可能にする。


3R(スリーアール)とは、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3つのR(アール)の総称です。 一つめのR(リデュース)とは、物を大切に使い、ごみを減らすことです。 二つめのR(リユース)とは、使える物は、繰り返し使うことです。


大量生産、大量消費、大量廃棄から、適正生産、適正消費、廃棄物削減へ転換する。廃棄物を削減して、再利用率を上げる。3R循環システムです。リデュース(廃棄物削減)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)




著者は哲学者だが、現代から未来を観るには良書です。

資源クライシス だれがその持続可能性を維持するのか?2008/7/1
加藤 尚武


哲学者は言う。資源は枯渇する。持続可能性を実現するのは技術です。技術開発は永遠に続く・・・ 技術が最大の資源です。

哲学者は言う。資源産出国もいずれ資源は枯渇する。だが、資源産出国は枯渇後の生き残りは厳しい。生き残るための技術開発ができていない。


森林資源や海洋生物の管理技術は最重要です。生物資源は管理が良ければ持続可能です。

鉱物資源の再資源化技術も重要です。鉱物資源は枯渇するが、再生可能な資源も多い。


消滅可能性都市は、生態系が持続不能になった都市です。ゴールドラッシュのあとに残るモノは何でしょうか? ゴーストタウンです。

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