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2015年5月27日水曜日

原発事故の影響

食品汚染は大したことはない。

事故被災者は少数派。

民主主義では、少数派は切り捨てられる。


福島第一原発の事故から4年が過ぎた今も、避難生活を余儀なくされている12万人の人々。NHKでは大学と共同で、避難者1万6000人にアンケート調査を実施。住まい、経済状況、帰還の意向、心身の健康状態など、100項目にわたって現状を尋ねました。その結果、実に4割を超える人々がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えている恐れがあることが判明。背景には、前例のない長期避難や経済的困窮、人間関係の悪化などがあることがみえてきました。何が福島の人々の心を追い詰めているのか、今後どのような支援や政策が求められるのか、考えてゆきます。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2015-05/27.html


玄米は2014年福島県産米で、女性が福島の知人からもらった。2月下旬、東京都西東京市にある市民放射能測定所「にしとうきょう市民放射能測定所あるびれお」に持ち込んだ。
福島県産米は全量全袋検査をし、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたものは市場に流通していない。福島県が2月末までに調べた14年産米の約1090万袋すべてで、基準値超えはなかった。それでも女性は、不安を感じて持ち込んだという。
11年3月。東京電力福島第一原発事故により、84京(けい)ベクレル(京は兆の1万倍)もの放射性物質が大気中に放出された。これはチェルノブイリ原発事故(1986年)による放出量の16%余に当たる。人々の間に食品の放射能汚染への不安が一気に広がり、水や食べ物に対する関心が高まった。
事故から4年経ち、人々の関心は薄まっているように見えていたが、2月下旬、2号機原子炉建屋から、放射性物質を含む雨水が排水路を通じて海に流出していたことが明らかになった。東電は昨年5月頃、排水路での値が他の調査地点より高いことに気付いていながら十分に対策を講じず、公表もしていなかった。これに対し、地元漁業者からは「情報隠しだ」などと批判が相次ぎ、信頼関係を揺るがす事態になった。
いま、食べ物に含まれる放射性物質はどうなっているのだろうか。

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