4月6日 6時13分
アメリカのコンピューターメーカー「アップル」は、今月3日に全米で発売した多機能の端末「iPad」の初日の販売台数が、30万台を超えたと発表し、3年前に登場した携帯電話「アイフォーン」の初日を上回る好調な出足となりました。
アップルは、インターネットや電子メールに加えて音楽や映画、それに電子書籍などさまざまなコンテンツに対応した多機能の端末「iPad」を今月3日から全米で発売しました。初日の販売台数について、アップルは5日、先行予約で配送した分も含めて30万台を超えたと発表しました。これはおよそ3年前に、発売となった携帯電話「アイフォーン」が発売初日と翌日で記録した27万台を上回っており、好調な出足となりました。また、注目されている電子書籍については、この端末を使って無償のコンテンツを含め、1日で25万冊の書籍がダウンロードされたということです。アメリカの電子書籍市場では、インターネット販売大手のアマゾンや日本のソニーが専用端末を販売して先行していますが、アップルの参入によって電子書籍の市場がさらに拡大する可能性も指摘されています。
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