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2016年3月8日火曜日

ゴスパン、ゴスロリ@紅楼夢

ゴシック・ファッション (Gothic Fashion) はファッション・スタイルの一つである。

ゴシック・ファッションという名称から「ゴシック時代[* 1]のファッションを再現したもの」であると解釈する人もいるが、実際のゴシック・ファッションにはヴィクトリア朝風ドレスやエリザベス朝風[* 2]のものがみられ、ほとんどはゴシック様式などの中世ヨーロッパ的なものから直接影響を受けているわけではない。だが、それは現代のゴシック・ファッションの話であり、本来のゴシック・ファッションは15世紀前半に西ヨーロッパで生まれたものである。多くの映画に描かれた吸血鬼の衣装、あるいはその時代設定である19世紀ヨーロッパの衣装、特に礼服がゴシック・ファッションのモデルになっているのではないか、と高原英理は指摘している。また、それとは別系統のゴス・ファッションとして、パンク・ロックから派生した、異形性などを強調したようなスタイルもある[1]。

ゴシック・ファッションはアメリカ、フランス、ドイツ、イギリスなどで一部の人間に愛好され、日本にもそれを好む人はいる。ゴシック・ファッションとそれをめぐる文化現象については批判的な見方も多いが、肯定的な見方も多い。海外では主にゴシック・ロックのファンと結び付けられるが、ゴシック・ファッションを身に纏った人がすべてゴシック・ロックのファンというわけではない。また、日本のゴシック・ファッションの愛好者は、ゴシック・ロックやゴシック・メタルを聞かない人間がほとんどである。さらに言えば、ゴシック・メタルはゴシック・ファッションよりも後に誕生した文化である。

日本ではゴス (Goth) はゴシック (Gothic) の短縮形として使用されることもあるが、英語の頭大文字の Goth は第一義的にはゴート人を指す名詞である。今日の欧米のポピュラーカルチャーにおいて goth はゴシック・ロックやゴシック・ファッションに関して使われる用語であり、それらの愛好者を指す名詞でもある[2]。いわばゴスとは「ゴシック的な(スタイル・趣味・嗜好の)人々」のことである。ただし、ゴシック・ファッションをしている人が必ずしもゴシック的な精神性や美意識、ゴシック的なものに対する趣味・嗜好を持っているとは限らず、逆もまた然りである。


ゴス(goth subculture)は、多くの国で見られる、現代的なサブカルチャーである。 1980年代初頭のイギリスにおいて、ポスト・パンクの一派であるゴシック・ロックシーンからこのサブカルチャーは始まった。 ゴスは同時代の他の文化よりもずっと長く生き延びており、多様化してきている。


日本では、同じサブカルチャーとして扱われることが多く、上述の『NANA』や、サブカル系の雑誌などで一緒に取り扱われることの多かったゴスロリ・ファッションとの関連性が近年強くなっている。そのため、本来全くの別物であるはずの亜流的なカテゴリーが生まれている。それらは「ゴスパン」「ロリパン」などと呼ばれ、それらのデザインは「パンク・ファッション」の方が類似点が多い。


ゴス‐ロリ [補説]「ゴシック」は幻想的・怪奇的な傾向のこと、「ロリータ」はナボコフの小説から。 1990年代後半からの流行という。


ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita) は、本来異なるゴシックとロリータの要素を結びつけた日本独自のファッションスタイル[1][2]。またそのようなサブカルチャーを指して言う語[3][4][5]。略称はゴシック&ロリータもしくはゴスロリ。カルチャーとしてのゴシック・アンド・ロリータは、ヴィジュアル系バンド、嶽本野ばらの提唱する「乙女」、ドール文化などの要素を内包する[6]。

一般的にはロリータ・ファッションの総称ととらえられているが[7][8][9]、本来はロリータ・ファッションというカテゴリーの中のジャンルの一つである[8][9]。


パンク・ファッション(Punk Fashion)とは、ファッションの一種。そこから端を発する様々な文化現象を指す語。単に「パンク」と表記される場合もある。元はパンク・ロックから派生したが、現在では音楽とは別のムーブメントとして認識され、このファッションの愛好者にはパンク・ロックには関心がないものも少なくない。

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