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2022年9月13日火曜日

核融合炉?

万が一、核融合炉の開発に成功したとして、コスパはどうなのだろうか?
廃棄物はどうなのだろうか?
一方で、太陽エネルギーは膨大です。

NHKニュース
“次世代エネルギー源” 核融合の開発推進で有識者会議設置へ


核融合発電のデメリットは?
「核融合炉 爆発」の画像検索結果
核融合は反応を維持するのが大変なため、核融合炉が破損した場合には勝手に反応が止まってしまいます。 従って外に燃料である重水素が漏れ出す心配も無いのです。 詳しくは後ほど述べましょう。 一方でデメリットとしては、反応の過程で利用する中性子が核融合炉壁や建物を放射化するため、少量の低レベル放射性廃棄物が出てしまうことです。2022/05/26

核融合発電 実用化はいつ?
画像検索結果
フランス南部に建設中の国際熱核融合実験炉(ITER)が、少しずつ完成に近づいている。 予定通り2035年に本格稼働が始まれば、同種の実験炉としては世界最大の施設となり、「核融合の旗手」となることは間違いない。2022/06/23


注目の「核融合発電」は、実現前から“燃料不足”の危機に直面している
極めて高効率でクリーンな発電手法として注目される核融合。国際熱核融合実験炉(ITER)の完成が近付くなか、ある重大な“問題”が指摘されている。稼働が見込まれる2035年ごろには、燃料となる水素の放射性同位元素のトリチウムが不足している可能性があるというのだ。

燃料になるトリチウムが不足する
重要な核融合実験炉の多くがそうであるように、ITERが実験炉として機能するにはジュウテリウムとトリチウムの安定供給が欠かせない。ジュウテリウムは海水から抽出可能だが、水素の放射性同位元素であるトリチウムは極めて希少な物質だ。

トリチウムの大気中濃度は、核実験が禁止される前の1960年代にピークに達した。最新の推計によると、地球上に存在するトリチウムの量は現時点で20kgを下回るという。

「“ダーティー”な核分裂炉を使って“クリーン”な核融合炉に燃料を供給するとは、なんとも不条理な話です」と、物理学者のエルネスト・マッズカートは言う。彼はすでに一線を退いているが、現役時代の大半をトカマク型核融合炉の研究に費やした経歴をもつ。それにもかかわらず、ITERや核融合全般に対する批判を公言している。


しかし、核融合プロジェクトにかかわる人々の多くは、主要燃料の供給に潜在的な問題があるにもかかわらず、依然としてITERに期待をかけている。「核融合は極めて困難な取り組みです。D-T核融合以外の方法は100倍の難しさを伴うでしょう」と、ITERのウィルムズは言う。「100年後なら、ほかの選択肢について語れるようになっているかもしれません」

(WIRED US/Translation by Mitsuko Saeki/Edit by Daisuke Takimoto)

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