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2019年10月2日水曜日

ミスター温暖化

ミスター温暖化とのコンタクト

02/25/2007 12:43:42 PM
NHKのサイエンスZEROに江守君が出ていて、地球シュミレータの話を聞いていて、彼に連絡しました。彼とのコンタクトは10年ぶりくらいだった?




02/25/2007 06:11:59 PM
このシュミレーションは、年々の現実の上昇度を加味しながら、継続していかなければならないと思う。

 正多くん、 温暖化シミュレーションについて、気になったこと。モデルなどによってばらつきがある、では困ります。例えば、基準を作って、サンプリングする。
1.現状の温暖化ガスの増加がこのまま続く
2.50年後と100年後の結果を求める。
いろいろな国や、研究者、モデルによって、いろんな結果が出る。それをサンプリングして、グラフにする。そのグラフを見て、どのあたりが一番確度が高いか判断する。 例えば、50年後。2度上昇 2件、 3度上昇 4件、4度上昇 1件。 だとすると、3度の手前くらいかな、と現時点で決める。ただ、あくまでもシミュレーション結果に重み付けしただけで、実際には10度上昇もありえる。未来は予測不能です。でも、ある程度知りたいから、シミュレーションをしている。使う側からすると、こういう作業をやらないと意味がない。シミュレーション結果にはばらつきがあります、だけでは無意味な情報だと思う。

あお

青柳洋介

青柳さま

その意見はすごいです。まさに、うちの業界の最先端の考え方です。例えば、
僕ら日本のグループも、そのような方向を志向し始めています。
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江守 正多 (EMORI Seita)

国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長

 09/18/2006 12:20:22 PM
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瞬間最大風速69.9mを記録した。この数値が、温暖化の証拠となる特異性に当たるか、国立環境研究所の江守室長に質問した。

以下は、回答です。

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台風は非常にランダムな現象なので、一つの台風を見て温暖化がどうこうとは言うのは難しいです。例えば、温暖化が今ほど顕著ではなかった1950年代~70年代に、記録的な台風がいくつも来ていますからね。それを忘れて、最近のものだけ騒ぐのも非科学的なのです。ただ、温暖化がどんどん進むと、もっと強いのが来る「確率が高まる」とは言えそうです。
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江守 正多 (EMORI Seita)

国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長

09/14/2006 09:26:31 AM
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国立環境研究所、温暖化リスク評価研究室長。10年位前、彼が学生のころ、花見の席で温暖化なんとかしてよ! と頼んだ。NHKのサイエンスZEROに出ていた。地球シミュレータを使って研究している。本当にそういう仕事をやっているんだ、と感慨深く録画した映像を見ていると、首相官邸からジャスト・タイミングで返信が来た。「美しい日本にしたいなら、アメリカに京都議定書を批准させてくれ」という安倍さんへの要望に対応する返信だった。

生態系は、炭素循環に関わるところのみですが、組み込んでいるモデルがあります。つまり、陸上の植物・土壌や海洋のプランクトンがどれくらいCO2を吸ったり吐いたりして、炭素をどれだけ蓄積しているか、というモデルです。
実際に、そのモデルを入れると、温暖化の予測は上方修正されます。温暖化により土壌からCO2が吐き出されるためです。

生物多様性とかはまだまだとてもモデルには入りませんが、特に影響面では非常に重要だと思います。
最近、生物学者に聞いた話では、ある野生生物種が絶滅すると、その生物種と共生していたウィルスが行き場を失って人間もターゲットになる、ということが起こり始めているのではないか、ということです。
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江守 正多 (EMORI Seita)

国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長

09/18/2006 03:28:01 PM
何故、「確率」か? 彼が地球シミュレータによる予測をメインの仕事としてやっているからだと思う。シミュレータでは確率しか論じられない。未来は予測不能です。ただ、確率がある閾値を越えると、経験上リスクが相当に高いと言えるのかも? 確率論の専門家に聞かないとダメ?

09/18/2006 06:42:50 PM
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2億2千万年前から、恐竜と哺乳類は同時に生存していた。恐竜が滅ぶ6500万年ほど前に、胎盤を持つ哺乳類が誕生した。その進化の手助けをしたのが、花と蝶。花と蝶がいなければ、われわれ人類もいなかった。

09/18/2006 06:46:57 PM
ここで言う花とは、被子植物のことです。蝶とは、花に関わる虫のことです。ハチなども含まれます。有胎盤類に進化するカギに酸素濃度が高くなったこともあります。花と蝶がそれに貢献した可能性も高いです。また、被子植物の実なども栄養が高く有胎盤類への進化のカギだと考えられています。

09/19/2006 12:25:01 AM
ビッグ・ブルーとはシロナガスクジラのこと。インド洋とオーストラリア南東部を行き来する群れが最近発見された。オーストラリア南東部は、夏は風が吹き、その影響で深層の海水が浮かび上がってくる。その海水はミネラルなど養分が豊富なので、オキアミなどが大量発生する。それを食べるクジラ、魚、、、魚を食べる鳥、オットセイ、ペンギン、クジラ、自然の驚異としか言いようがない。でも、その海域を発見したクジラの超能力はすごい。クジラに限らず、そこに棲息する生物たちはすごい。

02/27/2007 12:49:07 AM
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アメリカン・セレブの裏を見ると貧困と犯罪の山。
日本では報道されていないだけのはず。日本にアメリカの片棒を担いでいる人たちがたくさんいるから。
どう考えても、アメリカ経済・社会が順調であるはずはない。
ハンバーガーを大量に食っている貧困層が多い国に繁栄はありえない。パワーダウンするから! 頭も変になるのかも? 変になった頭をわけの分から薬物?で治そうとするアメリカ社会は異常としか思えない。
アメリカは病気大国としか思えない。
何度も言うようだけど、世界一の核兵器保有国はアメリカです。他国にいちゃもんつける割には、自国の核兵器や軍備のことは正当化する。異常な国です、アメリカとは!

青柳洋介

 02/27/2007 09:16:39 AM
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あまりにもセンスが悪いので、フランスの資料(LABEL FRANCE)とイギリスの本(The Uraban Handbook)などを参考にして、これから先の時代の「イノベーションとは何か?」を自分の頭で考えてくださいと、首相官邸にメール(ラブレター?笑い)を送っといた。
リニア新幹線、家庭用ロボット、こんなのはイノベーションでもなんでもない。コンセプトのイノベーションから始めるべき! 使い古されたコンセプトはイノベーションではない!

個人的には、現時点で、イノベーションのコンセプトとは、

「農業・林業・漁業・工業・科学・芸術・市民生活などが有機的に結びつくこと」

くらいに考えています。

青柳洋介

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