こいつは知っているよ。
博徒、相場師の最後はこんなものだよ!
博徒へ、チューリッヒの「マネーの公理」を参照してね!
追跡 記者のノートから
“兜町の風雲児”の最期
2021年4月9日事件
twitterfacebook
東京・葛飾区の木造アパートで去年火事があり、1人の男性の遺体が見つかった。警察が身元を調べたところ、意外な人物であることが判明した。
亡くなっていたのは中江滋樹氏(66)。
昭和から平成に向かう時代、バブルがはじける前の日本で、投資家・相場師として巨万の富を築いた、知る人ぞ知る人物である。
かつては「兜町の風雲児」と呼ばれ、メディアにも大きく取り上げられたが、違法な資金集めをしたとして絶頂期に逮捕され服役した。
あれから30年以上がたち、時代は令和に。刑務所を出たあとの動向は、ほとんど知られていない。
カネを追いかけ、そして翻弄された男は、下町のアパートで何を思っていたのだろうか。栄光と転落の人生をたどった。
(社会部記者 倉岡洋平)
※敬称一部略
異色の相場師・中江滋樹
ひげ面に長髪、スーツという姿で、東京・日本橋近くの金融街をかっ歩する1人の男。
昭和50年代に撮影された中江滋樹の姿である。
この頃、中江はまだ30歳そこそこだった。
当時は、日本が経済大国としての地位を確立し、株価は右肩上がりを続けていた時期だ。
好景気を背景に株式投資がブームとなり、それまで縁のなかったサラリーマンや自営業者などの個人が、株の売買を始めるようになっていた。
(以下、省略)
0 件のコメント:
コメントを投稿