ポルトガルで再び制限強化 感染再拡大に警戒強める
2020年6月23日 6時46分
ポルトガル政府は、首都リスボン周辺で新型コロナウイルスの新規の感染者数が多い状況が続いていることから、レストランでの酒の提供を午後8時以降禁止するなど、感染が再び拡大することに警戒を強めています。
ポルトガルのコスタ首相は22日、記者会見し、リスボンや周辺の自治体で、23日から、10人を超える人の集まりを禁止するとともに、レストランなどでの酒の提供を午後8時以降は禁止すると発表しました。
ポルトガルは、外出制限などの措置を先月初めから段階的に緩和し、現在は、人の集まりは20人まで認められているほか、レストランはテーブルの間隔をあけるなど一定の条件のもとで、ほぼ通常通りの営業を再開しています。
しかし、21日までの2週間に国内で新たに感染が確認された4400人の半分以上がリスボンや周辺の町で確認されるなど、再び感染が拡大することに懸念が広がっていました。
隣国スペイン 北東部アラゴン州も再び制限強化
また、隣国スペインの北東部アラゴン州は22日、州内の一部の地域について、商店やレストランが1度に入店させる客の数を30%から40%に規制するなど、制限を再び強化すると発表しました。
この地域では、農場で働く季節労働者とその家族に25人の感染者が見つかり、今後、さらに増える見込みだということです。
アラゴン州の担当者は「患者の症状の重さや医療機関の負担は懸念するほどではないが、この地域での感染が増えているのは確かだ」として感染が再び広がることに強い警戒感を示しました。
ドイツ 新型コロナ感染の広がり示す数値が大きく上昇
2020年6月23日 6時15分
ドイツでは西部にある工場で大規模な新型コロナウイルスの集団感染が発生したことなどで流行の広がりを示す数値が大きく上昇し、地域によっては再び厳しい制限措置が導入される可能性もでています。
ドイツで感染症対策にあたる政府の研究機関によりますと、1人の感染者から平均何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」は22日、2.76と推計され、ここ数日で大きく上昇しました。
これについて、研究機関は、ドイツ全体でみると、新規の感染者の数は低いレベルにあるとした上で、西部にある食肉処理工場で、従業員1000人以上が感染したことなどを例にあげ、局地的な感染者の増加が影響したと指摘しています。
「実効再生産数」は「1」を下回ることが流行収束の目安とされ、ドイツでは制限の緩和の根拠の1つとして、重視されてきました。
西部のノルトライン・ウェストファーレン州にあるこの食肉処理工場では、従業員らおよそ7000人が隔離されたほか、近隣の学校や保育園も閉鎖されています。
地元のラシェット州首相は21日、「さらに広範囲にわたるロックダウンの措置をとる可能性も排除できない」と述べていて、再び厳しい制限措置が導入される可能性もでています。
ドイツでこれまでに感染した人の数は19万人余りに上り、亡くなった人の数は8800人を超えています。
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