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2020年6月26日金曜日

中国の分析

欧米の観点とは異なる。

People's China(人民中国)
現在、中国最大の貿易パートナーはどこだろうか。多くの人が米国、日本、欧州連合(EU)を思い浮かべるだろうが、すべて不正解で、正解はASEANだ。
新華社が引用した税関総署のデータによると、今年1-5月には、中国とASEANの貿易総額は1兆7千億元(1元は約15.1円)に上り、前年同期比4.2%増加、中国の対外貿易総額に占める割合は14.7%だった。EUとの貿易総額は1兆6100億元で同4.4%減少、割合は13.9%だった。米国との貿易総額は1兆2900億元で同9.8%減少、割合は11.1%。日本との貿易総額は8463億6千万元で同0.3%減少、割合は7.3%だった。
COVID-19で多くの国が都市封鎖や国境封鎖をし、工場は稼働を停止し、グローバル貿易が崖から落ちるように急速に減少、中欧、中米、中日間の貿易額も減少した。これはごく当たり前のことだ。しかし、このような逆境にありながら、中国・ASEAN間の貿易は引き続き増加しているのは注目すべきことだ。
以上の現象から3つのことが見えてくる。
(1) 中国とASEANの感染症コントロールの能力が高いこと。厳しい挑戦は続くが、中国とASEANが世界の他の地域を上回る成果を上げたことに疑問の余地はない。
(2)中国とASEANの経済に活力があること。全世界が生産を停止したが、中国とASEAN各国は迅速に生産を再開した。
(3)さらに、中国とASEANの経済が密接に関係していることも判明した。経済はグローバル化しているが、産業チェーン全体の中で、中国とASEANは真の運命共同体としてますます結びつきを強くしている。
中国の4大貿易パートナーのうち、中日貿易はほとんど打撃を受けておらず、1-5月の貿易額は0.3%減とわずかに減少しただけだった。D
アジアは全体として優れた成果を上げ、ますます融合が進んで1つのエコノミーになろうとしている。


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