宇宙、ブラフマン、ゴッド、アッラーなどがディバイン・システムである。つまり、パーフェクトなシステムである。
一方、人間が作ったシステム、各々の宗教、サイエンス、哲学、政治経済システム、医学などはバビロン・システム、つまり完全でないシステムである。なぜなら、人が作ったシステムだから。人には、パーフェクトなシステムを作ることはできない。これは、自明の理であると思う。
現在の現象は、バビロン・システムが暴走したために、ディバイン・システムが天罰を下しているものと考えられる。
対策としては、各々の宗教、サイエンス、哲学などを改善するしかない。そして、各々がディバイン・システムの一部分として、うまく機能するようにするしかない。これらのバビロン・システムは最善でも、ディバイン・システムのパートにしかなりえない。なぜなら、人が作ったものだから・・・
モーゼ、イエス、ムハンマドの流れで、ムハンマドが最後の予言者であるという点については、一理ある。なぜなら、各々のムスリムは神の子、宗教的な意味合いでは、イエスやムハンマドと同列だということ。
よって、メッカへ巡礼して、ひとりひとりのムスリムが神の子であることを確認する。メッカには何もない。つまり、アッラーとはある意味で無。裏を返せば無限。宇宙そのものだと思う。何もないからこそ、メッカである。
よって、各々のムスリムは、メッカに向かって、日々、五度の祈りを捧げる。自分が神の子であることを確認するために。
アメリカなどで、ムスリムが増加している理由も理解できる。アメリカは大きな格差社会。貧乏人がムスリムになるのだと思う。「金持ちの子」よりも、「神の子(アッラーの子)」になることを選択するのだと思う。
ところで、ムスリム内でのセクト争いも無意味だと思うが・・・ なぜなら、どんなセクトでも、バビロン・システムだと思う。なぜなら、人が作ったから。最善の道は、セクト争いをするよりも、自分のセクトがディバイン・システムとできる限り不整合を起こさないように知恵を使うことではないか。
市場経済システム、計画経済システムについても、同じこと。争っても意味がない。バビロン・システムだから。他の宗教やサイエンス、哲学、医学なども同じこと。人にはパーフェクトなシステムは作れない。人が作るものはバビロン・システムです。
人にできることは、バビロン・システムを改善して、いかにしてディバイン・システムのパーツとして機能するかに知恵を使うことだと思う。
失敗したときには、サルの惑星になるだけ・・・
そして、日本は?
表オウムが支配する国である。「日本教」もしくは「ニッポン狂」としか呼びようがない。その特徴は、「責任不在」「判断不在」である。司法が無法を断罪できない。アメリカ依存症、もしくは、みんなで渡れば怖くない狂・・・
日本とは、このような現象である。国というより、ニッポン・キョウである。神道というよりも、ニッポン・キョウである。仏教というよりも、ニッポン・キョウである。
青柳洋介
例:
BSE牛(狂牛病)は、バビロン・システムが生産した失敗作ですが・・・
例:
政治家XXXは、バビロン・システムが生産した失敗作ですが・・・
例:
最高裁長官YYYは、バビロン・システムが生産した失敗作ですが・・・
例:
大学教授ZZZは、バビロン・システムが生産した失敗作ですが・・・
例:
原子爆弾は、バビロン・システムが生産した失敗作ですが・・・
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