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2015年5月21日木曜日

感性と理性

芸術を理解することは、自転車の乗り方を覚えるのと同じだ。理由ではなく、感覚を使うからだ。ブルーノ・ムナーリ


僕は芸術も、感性と理性のバランスだと思う。

自転車の運転も、理論と経験のバランスだと思う。


だから、理由も必要だし、感覚も必要です。


肉体も必要だし、精神も必要です。


白黒の発想は望ましくない。世界は二律背反ではない。


・二項対立の解消 ・科学から空想へ、空想から科学へ  二項対立の多元論化を行い、トレードオフの調整、最適値の発見をしていくシステム論的方法を取ることが重要だ。このような二項対立の解決は白黒を決めるというよりも最適なトレードオフを見つけることである。二項対立をを多元論化して、そのグラデーションの中から最適値を見つけることが衝突を避ける手段になる。最適値自体も時と場合により変わる。よって、そのカギは柔軟さだ。いわゆる、フレキシビリティー、フィージビリティだ。硬直の逆のコンセプトだ。両方のバランスをいかにして取るかがカギだ。全体を見る人は両方を理解できなければならない。両者を二律背反として捉えるのではなく、バリアをはずし相補的なものだと捉えるべきだ。世界は正義と悪のような単純な二元論で成立してはいない。  アメリカンドリーム、ロシアンドリームは20世紀型に間違いない。できる限り21世紀型の選択をしないと、ガイアに未来はない。伝統を守るのではなく、伝統を大切にするが正しい選択だ。なぜなら、時間は逆行しない、歴史も逆行しない、歴史は繰り返さない,、諸行無常である。ようするに、たえず変化している。昔を懐かしむことはできても、昔に戻ることはできない。昔は二度と再現しない。しかし、昔を参考にすることはできる。そして、子供に未来を与えなくてはならない。伝統芸能であっても変化していく。同じものは再現できない。同じ人間が再現できないように。クローン人間でさえ、同じ人間ではない。ハードウェア的にDNAが同じであっても、同じ人間ではありえない。  ディオニュソス的とは、ニーチェの説いた芸術運動の型で、夢幻と陶酔の世界に属し、激情と歓喜に満ちているもの。音楽・舞踏・抒情詩はこの型に支配される。アポロン的とは、ニーチェの説いた芸術類型で、調和的統一、端正な秩序を持つ主知的傾向。ホメロスの抒情詩やギリシャの彫刻はこの型に属する。 アポロン【Apollon】 ギリシャ神話の神。ゼウスとレトとの子。アルテミスとの双生の兄に当たる。美しく男性的な神。音楽・医術・弓術・予言、また、光明の神とし、太陽と同一視する。デルフォイの神殿で与える神託は古代ギリシャ人の生活を規定したほど有力。ローマ神話のアポロはギリシャから移入。 ディオニュソス【Dionysos】 ギリシャ神話の酒神。神話上はゼウスとセメレとの子とされるが、本来はトラキアまたはマケドニアの宗教的狂乱の儀式を伴う神で、それがギリシャに輸入されたものと考えられる。バッカス。 ・二項対立の例 正義 - 悪 勝 - 負 秩序 - 混沌 規律 - 自由 単一性 - 多様性 線形 - 非線形 硬直性 - 柔軟性 静的 - 動的 保守 - 革新 科学的 - オカルト的 西洋医学 - 東洋医学 扶助 - 自助 20世紀型 - 21世紀型 リダクショニズム - ホーリズム マネードリブンシステム - イベントドリブンシステム ハイアラーキー - ウェブ ホールセールポリティクス - リーテイルポリティクス ブロードキャスティング - コミュニケーション パーティ - グラスルーツ ディペンダント - インディペンダント グループ - インディビジュアル クローズシステム - オープンシステム ルールダム - フリーダム ルーチン - クリエイティブ オーダー - カオス スタティック - ダイナミック

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