2008/12/11
私が男の子だったら
詩 トビー・ガッド
訳 青柳洋介
もし、ほんの一日でも、男の子だったら
私は、朝、ベットから起きて
お気に入りの服を着て、出かけるわ
男どもとビールを飲んで
女の子を追いかけるわ
望みの女の子とセックスをするの
必ず、うまくいくわ
だって、女の子たちは私のことを好きだから
もしも、私が男の子だったら
私には分かると思うわ
女の子を愛することを知れば
私は、もっと良い男になろうと誓うわ
彼女が傷つかないように、私は話を聞くわ
あなたが望む人を失ったとき
彼は当たり前だと思う
あなたが壊してきたものすべてを
もしも、私が男の子だったら
電話を捨てて
みんなには、電話が壊れたよ、と言う
みんなは、私がひとりで寝ていると思うわ
まずは、私のやり方を決めるの
私には、彼女が誠実だと分かっているから
私が家に戻るのを待っているはずよ
もしも、私が男の子だったら
私には分かると思うわ
女の子を愛することを知れば
私は、もっと良い男になろうと誓うわ
彼女が傷つかないように、私は話を聞くわ
あなたが望む人を失ったとき
彼は当たり前だと思う
あなたが壊してきたものすべてを
戻るのが少しだけ遅すぎたわ
それは、ちょっとした失敗よ
そんなのは、許すわ
私があなたを待っていると思うなら
それは、思い違いよ
でも、あなたは、男の子
あなたには、分からないわ
あなたには、理解できないわ
いつか、あなたが女の子を愛することを知れば
あなたは、もっと良い男になりたいと思うわ
彼女の言うことを聞かずに
どんなに彼女を傷つけるかを気にせずに
あなたが望んだ人を失って初めて
あなたは知るでしょう
あたなが壊したすべてを
でも、あなたは、まだ、ほんの男の子だものね
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