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2015年5月9日土曜日

技術開発

学会に出た夢を見たので、昔を思い出した。


ネットワークのアプリ開発です。

自社製PCで、ホストはIBM、エミュレータはDECという構成です。

端末側のアプリはBASICで書いて、インタープリターで実行する。

ホスト側のアプリはFORTRANで書いて、コンパイルで実行モジュールを作って、実行する。

端末のOSはCP/Mだったはず。


このアプリで、ドイツとアメリカのデザインセンターから、東京にあるIBM上でシミュレーション実行を可能にした。

シミュレーション結果はオンラインで端末で受け取る。


このアプリを情報処理学会で発表した。場所は九州大学だった。

その当時の情報処理学会は机上の空論のような発表が主で、実用的な発表は皆無だった。


今考えると、このアプリは学会発表じゃなくて、業界発表が適切だったと思う。

このアプリはエレクトロニクスショウでも発表した。


次の技術開発は第五世代コンピュータのアプリだった。


こんなことをやっているうちに、アメリカでは実用的な技術がどんどん開発されて、日本は遅れてしまった。


マイクロソフトのWindows開発、そして、マルチウインドウのUNIXマシンの開発・・・

気が付いたら、アップルがiPhoneを発表した。


パーソナルコンピュータのひとつの究極だった。


結局、日本はコンピュータ技術開発に負けた。

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