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2015年5月1日金曜日

資産運用

僕は資産がほとんどないので、関係ありませんが・・・

[東京 1日 ロイター] - 日銀による追加緩和の手段として、可能性が高いツールは何か──。多くの市場関係者が予想しているのが、ETF(上場投資信託)の買い入れ枠拡大だ。機関投資家の新規参入を促すプラス効果があるものの、リスク資産の増大は「出口戦略」を難しくする。
さらに、ファーストリテイリング(9983.T: 株価ニュースレポート)など間接的に個別株の5%を超えて保有するケースがあり、副作用を懸念する見方も広がりつつある。
日銀ETF買いで市場規模が4.9倍に>
みずほ証券が3月に実施した投資家動向調査によると、約7割が年内の追加緩和を想定。実施される政策手段について、9割近い投資家がETFの買い入れ増額を予想した。一方、国債買い入れの増額を挙げる回答比率は6割超、付利引き下げについては4割弱にとどまった。市場でETF買い入れ強化を予想する声は、相当な広がりを持ってきた。
日銀は、年間約3兆円のペースでETFの買い入れを進めている。市場観測によれば、日銀の買い入れ対象ETFは、日経225連動型上場投信 (1321.T: 株価ニュースレポート)など日経平均型で5銘柄、TOPIX連動型上場投信 (1306.T: 株価ニュースレポート)などTOPIX型で4銘柄、NEXTFUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信(1591.T: 株価ニュースレポート)などJPX400型で4銘柄の計13銘柄。いずれも時価総額に比例して購入しているもようだ。
複数の市場関係者によると、日銀のETF買い入れは、新規設定を通じて行われているという。主な手順は、日銀からETF買い入れを受託した信託銀行が証券会社にETF買いを発注。証券会社はETFに見合う保有株を運用会社に渡し、運用会社は新たにETFを設定するというスキームが採られている。
一連の取引はほとんどが市場外取引で行われ、東証が公表している投資主体別売買動向などには、反映されないとみられている。

この手順を踏めば、日銀がETFの買い入れを継続しても、新たにETFが新規設定されるため、ETF市場自体が拡大していく。これまでもETF市場の残高は、日銀がETF買い入れを始めた2010年12月の2兆6103億円から2015年3月には12兆8967億円と、約4.9倍に膨らんだ。   続く...

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