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2015年6月30日火曜日

ラピス・セミコンダクター

沖電気は半導体事業をロームに売却した。

ロームの子会社、ラピス・セミコンダクターとして生き残った。

ラピスはもはや設計に重点は置いていない。量産工場、ファンダリビジネスになっているようだ・・・


競争相手は欧米の先進企業ではない。台湾などのファンダリです。


いかなる困難があろうとも、良い商品を国の内外へ永続かつ大量に供給し、
文化の進歩向上に貢献することを目的とする。


僕の仕事は設計支援だったので、ラピスには縁が無くなった・・・


ファブレス・デザインセンターなどには、設計支援の仕事もあるだろう・・・


設計と工場の分離です。アパレル業界などでも似たような状況があるのでは?

アップルなど、装置メイカーも似たような状況なのでは?

カリフォルニアで設計して、中国で製造する。


IDM


読み方:アイディーエム
【英】:Integrated Device Manufacturer

IDMとは、自社内回路設計から製造工場販売までの全ての設備を持つ垂直統合型のデバイスメーカーのこと。Integrated Device Manufacturerの略。
IDMと正反対形態製造100%外部に出すファブレスがあり、自社製造しながら一部外部依頼する形態ファブライトという。


 半導体の技術と業界の今と未来を、さまざまな視座にいる識者が論じる「SCR大喜利」、今回のテーマは「ファウンドリー主導で決まる半導体業界の未来」である。
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 あれから4年が経過した。改めてChang氏の予測を検証してみよう。日本に対する予測は、ほぼ的中したと言っていい。東芝のNANDフラッシュメモリーやソニーのCMOSセンサーを除けば、SoCについては、ほとんどの半導体メーカーがファブライト化またはファブレス化しているからだ。
 しかし、もう一つの予測「20年後に残っているIDMは、Intel社とSamsung社だけ」は、外れた。Samsung社はメモリーではIDMを維持しているが、ファウンドリー部門でランキング3~4位争いをしている。また、パソコンがスマートフォンに駆逐されるパラダイムシフトの直撃を受けたIntel社も、正式にファウンドリーへの参入を発表した。結局、半導体3強が、スマホ用プロセッサーのファウンドリーを主戦場として競合することになったわけである。
 この先、2030年にどうなっているかを考えると、メモリーとアナログ以外では、IDMはすべて消滅しているかもしれない。また、売上高ランキングからIntel社の社名が消えている可能性もある。

 1987年にTSMCが誕生したとき、関係者の多く、特に日本人は、ファウンドリービジネスなどうまくいくはずがないと批判した。しかし、その批判を覆してファウンドリーは定着した。そしてChang氏の予測をも裏切って、Intel社とSamsung社までもがファウンドリーになりつつある。歴史を俯瞰する限り、メモリーとアナログを除けば、ファブレス・ファウンドリー・モデルは、年々、その存在感を増大させていくといえる。

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