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2015年6月18日木曜日

DJらの声明

 風営法改正案の成立に合わせ、DJ JIN、沖野修也、☆Taku Takahashi、Zeebraら、日本のクラブシーンを代表するDJやミュージシャン40人以上が、連名で声明文を発表した。全文は次の通り。
     ◇
「日本のクラブカルチャーの未来へ向けた声明文」
 このたび、「客にダンスをさせる営業」について規制をしてきた風営法が改正されることになりました。
 今回の法改正に至る背景には、超党派によるダンス文化推進議員連盟、内閣府規制改革会議、規制当局である国家公安委員会警察庁、地域の住民や商店会、そしてクラブカルチャーのみならず、社交ダンス、サルサをはじめとした広範なダンス文化を担う方々、さらには問題意識をもってパイプ役として活動してきた弁護士の方々による度重なる対話や議論などがあります。
 もちろん、こうした対話や議論を進めていく状況の中で、常にクラブに足を運び続けていただいたクラブユーザーの皆様の声にも強く後押しされて参りました。クラブカルチャーのあり方については、まだまだ議論の足りない部分もあり、解決すべき問題も多く残されておりますが、今回の風営法改正により、日本のクラブカルチャーが大きな一歩を踏み出したことには間違いありません。
 日本にクラブカルチャーができてから25年余の間、我々DJやクラブ業界は、様々な問題に直面してきました。残念ながら、純粋に多くの方々に向けて音楽を提案していきたいというDJやクラブ業界の姿勢とは相いれない事件が起きてしまったことがあるのも事実です。今後、これらの事実に対しても誠実に向き合うとともに、今回の法改正というタイミングを良き機会として、日本のクラブカルチャーの新たなステージを作っていくことが、我々の至上命題であると考えています。
 2015年を日本におけるダンスミュージック元年ととらえ、我々DJは、ダンスミュージックの担い手のひとつとして、率先して日本のアート、エンターテインメントの未来を提案していく所存です。日本には数多くの才能豊かなDJがいます。ダンスフロアの夜明けと共にここに我々DJの力を結集し、日本の文化、社会、経済の発展のために尽力していきたいと思います。
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 DJ AMIGA、Darthreider、DJ EMMA、FYS aka BINGO、GUNHEAD、DJ HASEBE、DJ HAZIME、HIDEO KOBAYASHI、HIROSHI WATANABE、石野卓球、DJ JIN(RHYMESTER)、DJ JURI、DJ KAORI、川辺ヒロシ、DJ KAWASAKI、DJ Ken-Bo、ケン・イシイ、木村コウ、Komatsu、DJ KYOKO、DJ MASTERKEY、MURO、DJ Nori、DJ Ogawa、沖野修也、大貫憲章、大沢伸一、Q’HEY、Remo-con、RYUKYUDISKO、Satoshi Tomiie、佐藤強志、Shotaro Maeda、DJ SILVA、Sugiurumn、須永辰緒、高木完、TAKAMI、高宮永徹、Takeru John Otoguro、☆Taku Takahashi、田中知之、DJ TSUYOSHI、DJ WATARAI、Watusi(COLDFEET)、YAMA、DJ YOKU、Zeebra(※アルファベット順)

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