「等級制度」とは、従業員をその能力・職務・役割などによって区分・序列化し、業務を遂行する際の権限や責任、さらには処遇などの根拠となる制度である。また、その組織がどのような人材を必要としているのかというモデルにもなる。いわば人事制度の骨組みともいえるのが等級制度である。
等級制度によって、従業員は「会社がどのような人材を求めているのか」を明確に知ることができる。評価制度・報酬制度とともに、従業員が業務を行う上での目標となり、モチベーションを高める役割も果たす。
等級制度において従業員を序列化する基軸には、大きく「能力」「職務」「役割」の三つの軸が存在する。(複数の等級制度を併用するケースもある)
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