Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)メール＜2014年12月発行＞

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Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)メール＜2014年12月発行＞
━ https://kdp.amazon.co.jp/ ━

Kindle ダイレクト・パブリッシングをご利用いただきありがとうございます。
KDPをご利用のお客様には、今年も数多くの本を出版いただき、誠にありがとうございました。KDPでは今後、お客様に少しでも役立つ情報をメールでご案内していく予定です。まだまだいたらぬ点がございますが、引き続きサービスの改善に努めて参りたいと思っています。今後ともKDPをよろしくお願いします。

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　目次
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  1　KDPワンポイント・レッスン「コンテンツの品質を上げるには」
  2　お客様の質問コーナー 『電子書籍作家への道』の瀬海歩さんに聞く！
  3　「What's new?」＆「イベント情報」


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1　 KDPワンポイント・レッスン「コンテンツの品質を上げるには」
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やっとの思いで本を出版しても、誤字脱字や文字表示などに問題があると、読者の期待を裏切り、売り上げに影響することがあります。また、品質に問題が確認されると、その本の内容がどんなに素晴らしくても、Amazonの「日替わりセール」や「月替わりセール」に選定されることはありません。
本を制作する際に常に品質を意識すること、そして、出版する前に必ず品質チェックをすること、当たり前と思われるこれらのことを確実に実践することが求められます。KDPではエラーチェックに便利なKindleプレビューツールを無償で提供しています。これは、Kindle の端末やアプリ上で本がどのように表示されるかをテストできるツールですので、ぜひ活用してみてください。
なお、品質エラーの主だったケースは以下の通りです。出版する際には十分にお気を付けいただき、ぜひ読者の期待を超える本を目指しましょう。

　★　画像の欠落
　★　乱丁・落丁
　★　勧誘または宣伝を主な目的とするような期待外れのコンテンツ
　★　単語のつづりの間違や外字などを含む誤字脱字
　★　目次(ToC)のリンクが機能しない、目次がない

品質エラーの詳細についてはこちらから＞＞＞
https://kdp.amazon.co.jp/help?topicId=A1MMQ0JHRBEINX#typos

Kindleプレビューツールについてはこちらから＞＞＞
https://kdp.amazon.co.jp/self-publishing/help?topicId=A3IWA2TQYMZ5J6


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2　お客様の質問コーナー 『電子書籍作家への道』の瀬海歩さんに聞く！
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お客様からのご質問にKDPの作家さんがズバリ回答いたします！今回の回答者は『電子書籍作家への道』の著者、瀬海歩さんです。

質問：より多くの書籍を販売するために、工夫されていることはどういったことですか？

ご質問ありがとうございます。私が工夫している２つのことについてお話します。
これは私の仮説ですが、「電子書籍は露出が命」だということです。いかに多くの場所（Amazon.co.jp）に自分の電子書籍が掲載されるかを考えます。本屋さんで1か所にだけある本と、１０か所に置かれている本では、１０か所に置かれている本のほうが売れる可能性が増すからです。電子書籍を売るためのヒントはいくつかあります。中でも無料キャンペーンの果たす役割は非常に大きなものがあります。

■無料キャンペーンの果たす役割■

無料にしますと、多くの場合、ランキングに掲載されます。私の経験で『電子書籍作家への道』は、1回の無料キャンペーンで５日間めいっぱい無料キャンペーンをしますと、最低でも約400、最大では約1400ダウンロードされました。順位は最高６位になりました。作家の皆様にとって、自分が苦労して書き上げた書籍を無料にするなんて信じられないとお思いかもしれません。しかし、無料キャンペーンでできるだけ多くの方にダウンロードしていただくのには大きな秘密があります。

★ここからが重要な個所ですので、目を凝らしてよくお読みくださいね。

無料キャンペーンが終わりますと、0円で購入された電子書籍の価格が通常の価格に戻ります。そのときに、『この商品を買った人はこんな商品も買っています』のところに掲載されるのです。あなたの電子書籍の販売ページをよくご覧ください。『この商品を買った人は、こんな商品を買っています』のところに他の方の電子書籍が掲載されているでしょう。ここに、あなたの電子書籍が掲載されるようにするのです。一冊も売れていない本を買うのは気が引けるものです。お客様が買っている電子書籍、つまり売れている電子書籍だと聞きますと、購入される可能性は増します。

どうすればよいでしょうか？答えは簡単です。無料キャンペーンでできるだけ多くの方にダウンロードされるように、表紙やタイトル、書籍紹介文などを工夫することです。

ツイッターなどのＳＮＳはここで使います。ただの本の広告をツイートするよりも、「今だけ○○○円の本が無料です！販売ページのURL」とツイートしますと、多くの方にダウンロードしてもらえるでしょう。有料の本をツイートしますと、時には業者扱いされてしまうこともあるので注意が必要です。その点無料キャンペーンのお知らせだと、読者にとって、お得情報になります。

最初はケチらずに５日間全部無料キャンペーンにすることで、知名度を上げることが期待できます。無料キャンペーンで『この商品を買った人はこんな商品も買っています』のところに掲載される→さらに売れる→売れるとまた『この商品を買った人はこんな商品も買っています』のところに掲載されるという良い循環が生まれます。

これは、Amazon社自体に集客力があるからこそ使える方法ですね。

■ターゲティング■

もう一つは、「ターゲットを絞る」ということです。お客様の悩みを解決してさしあげる気持ちでどんな人に読んでほしいかを考えます。私の場合はターゲットになるお客様を箇条書きにしています。

この『電子書籍作家への道』をぜひ読んでほしいのは以下のような方です。

   1.　Kindle 本のベストセラー無料TOP20 にランクインしたいあなた。
   2.　一人でも多くの読者に自分の電子書籍を読んでほしいあなた。
   3.　他の皆さんが広告をどうしているかわからずに、ブログだけで告知しているあなた。
   4.　SNSの炎上や、トラブルが怖くて独自のアカウントをもっていないあなた。
   5.　電子書籍が売れるどころか、ダウンロードも少ししかされなかったあなた。
   6.　KDPの出版方法はもうお腹いっぱいなあなた。
   7.　無料キャンペーンのダウンロード数と順位の関係について知りたいあなた。
   8.　無料キャンペーンの舞台裏で何が行われているかを知りたいあなた。

このように書くことで、１から８のいずれかに当てはまる方が購入してくださる可能性が増します。このターゲティングに当たる部分が書かれているのといないのとでは大きく違います。根拠は、私自身がターゲティングができている説明文の書籍を購入することが多いからです。『電子書籍作家への道』の販売実績は現在約1200冊です。


■まとめ■

　  1.　無料キャンペーンで、できるだけ多く配ることで、『この商品を買った人は、こんな商品を買っています』のところに掲載されるようにしましょう。

   2.　自分の書籍を読んでほしいターゲットを絞りましょう。

まだまだ他にもありますが、特に大事な点は以上２つ。覚えておいてくださいね。

あなたの電子書籍がより多くの方の目にとまり、沢山売れ、沢山読まれることを心からお祈り申し上げます。

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瀬海歩さん:　2013年08月より自称電子書籍作家として活動を始め、50冊の出版を目標にKDPで意欲的に出版を行っている。主な作品に『電子書籍作家への道』、『楽しい休日の過ごし方２』など。

詳細についてはこちらから＞＞＞
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00NXZ8FNS

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3　「What's new?」＆「イベント情報」
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□□　KDPアワード2014受賞者決定　□□
Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)で過去1年間にもっとも活躍された著者を表彰する『AUTHOR OF THE YEAR』に高城剛さんが選出されました。ご著書、『白本』『黒本』は2014年のKDPベストセラーとなっています
http://www.amazon.co.jp/kdpaward2014

★★　コミックマーケット８７　★★
日時：2014年12月28日（日）から30日（火）
場所：有明・東京ビッグサイト東3ホールセルシス・ワコムブース
セルシス社のマンガ作成ツールCLIP STUDIO PAINT EXのKindleフォーマット書き出し機能の体験ができます。


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