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2015年7月2日木曜日

和洋折衷、和魂洋才

和洋折衷(わようせっちゅう)とは、日本風と西洋風の様式を共に取り入れること。幕末朱子学者斎藤拙堂が唱えた。

料理では、和風と洋風の特徴の双方を程よく取り入れることをいい、代表例としては、和のあんこと洋のパンを取り入れたあんパンやマグロを使用したカルパッチョなどが挙げられる。また、洋食和食が同時に出た際にも和洋折衷という。
また、和洋に中国も加えた「和漢洋(わかんよう)」という言葉も存在する。さらに、和魂漢才(わこんかんさい)とは中国の学問を学びながらも日本の精神を失わないことをいい、和魂洋才(わこんようさい)は明治時代の語で、和魂漢才をもじったものである。


和魂洋才(わこんようさい)とは、日本古来の精神を大切にしつつ西洋の技術を受け入れ、両者を調和させ発展させていくという意味の言葉である。これに対して、西洋の技術を受け入れるにはやはり西洋の考え方を基盤とする必要がある、という意味の洋魂洋才(ようこんようさい)という言葉もある。古くから使われていた和魂漢才(わこんかんさい)をもとに作られた用語。
中国では「中体西用」、朝鮮では「東道西器」というスローガンが用いられ、いずれも欧米の科学技術の取り入れという発想で共通している。

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