大手デパート5社 7月の売り上げ 15%から25%減少 新型コロナ
2020年8月3日 17時39分
大手デパート5社の先月・7月の売り上げは、去年の同じ月と比べて15%から25%減少しました。新型コロナウイルスの感染が再び拡大したことで、各社とも来店客数が落ち込んだためなどとしています。
大手デパート各社の先月の売り上げは速報値で、各社とも去年の同じ月を下回りました。
減少幅は
▼阪急阪神百貨店が25.1%
▼三越伊勢丹ホールディングスが22.6%
▼大丸と松坂屋を運営するJ.フロント リテイリングが22.2%
▼高島屋が19.6%
▼そごう・西武が15.5%となっています。
各社によりますと、先月はほとんどの店舗で営業時間は通常どおりでしたが、新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、外出を控える動きが強まって来店客数が落ち込んだということです。
また、店内の混雑を防ぐため夏物セールの期間を分散したことや外国人旅行客による免税の売り上げが、ほとんどないことも売り上げ減少の要因となっています。
デパート5社の売り上げは、ことし6月もおよそ15%から25%と先月と同じ水準で減少していて、厳しい状況が続いています。
各社では、ネットを通じた販売を強化するなどして、売り上げの回復を急ぎたいとしています。
7月新車販売 前年同月比13%減 減少幅に改善傾向も
2020年8月3日 15時53分
先月の新車の販売台数は、去年の同じ月と比べて13%減少しました。新型コロナウイルスの影響が続いていますが、減少幅は徐々に小さくなり、改善の傾向も見られます。
日本自動車販売協会連合会などの発表によりますと、先月、国内で販売された新車は39万6346台で、去年の同じ月と比べて13.7%減少しました。
このうち、普通車や小型車、トラックなどは23万9355台で20.4%の減少、軽自動車は15万6991台で1%の減少でした。
新型コロナウイルスの影響が続き、自動車の需要が十分回復していないことや、工場での生産調整が続いたことが主な要因です。
ただ、週末などに販売促進の営業を再開する動きも出ていて、前の年の同じ時期と比べた減少幅は5月の44%、6月の22%から徐々に小さくなっていて、改善の傾向も見られます。
今後の見通しについて、業界団体は、「全国で感染者の数が増えているのが気がかりで、慎重に推移を見ていきたい」としています。
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