蝶々夫人ですか?
NHKニュース
暗いトンネルの入り口に幼い男の子を置いて立ち去る母親。
泣いて追いかける声が響いても、振り返ることはなかったといいます。
なぜ母のもとで育つことができなかったのか。
日本人の女性と米兵などとの間に生まれた子どもたちの証言です。
2005/11/13
かわいそうなバタフライ
詩
訳 あ洋介!
可愛い日本人の女の子の話です
桜の木の下に遠慮がちに座っている
彼女の名前はミス・バタフライ
小さな純真な女の子だった
ハンサムな若いアメリカ人が海を渡って
彼女の庭にやって来るまでは
二人は桜の花の下で毎日会った
彼がアメリカ人の愛を教えた
魂で愛することを知るのは簡単だった
彼は戻ると約束して船に乗って行ってしまった
かわいそうなバタフライ
桜の花の下で待っている
かわいそうなバタフライ
彼をとても愛していたから
あっという間に何時間も経ち
何年も経ってしまった
なみだを流しながら笑っていた
低い声でつぶやく
月と私は
彼が誠実だと知っているわ
きっとあなたは帰ってくる
わたしのところへ、そのうち
帰って来なくても
ため息をついたり泣いたりしないわ
ただ、死ぬだけよ
かわいそうなバタフライ
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