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ドイツ メルケル首相の後任は?選挙後の連立交渉の見通しは?
2021年9月27日 11時51分
26日行われたドイツの連邦議会選挙は開票作業がほぼ終了して二大政党がきっ抗しており、16年にわたりドイツを率いてきたメルケル首相の後任選びは政党間の連立交渉に委ねられることになります。
しかし、環境や経済などを巡って各党の政策に隔たりがあり、交渉は難航することも予想されます。
ドイツの選挙管理委員会によりますと26日に行われた連邦議会選挙は開票作業がほぼ終了し、議席の配分を決める各党の得票率は、暫定で▼中道左派の社会民主党が25.7%、
▼メルケル首相が所属する中道右派のキリスト教民主・社会同盟が24.1%で、これら二大政党がきっ抗しています。
いずれも過半数の議席は獲得できず、社会民主党の首相候補のショルツ氏とキリスト教民主・社会同盟の首相候補のラシェット氏はそれぞれ、みずからが主導する政権の発足を目指してほかの政党と連立交渉に入る方針を示しました。
また、
▼環境保護政策を前面に打ち出す緑の党が14.8%で、第6党から第3党へ躍進する勢いで、
▼市場経済を重視する中道右派の自由民主党は11.5%で第4党をうかがっており、これら2つの政党の動向が連立交渉の行方を左右するとみられています。
16年にわたってドイツを率い、国際社会でも存在感を示してきたメルケル首相の後任選びは政党間の連立交渉に委ねられることになりますが、環境や経済などを巡って各党の政策に隔たりがあり、交渉は難航することも予想されます。
前回の連立交渉は「半年近く」
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