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2015年4月15日水曜日

官民バランス

資本主義と共産主義?

官民バランスと言う捉え方はどうでしょうか?


James Pearson and Daniel Tudor
[13日 ロイター] - 「共産主義」や「集産化」は、北朝鮮を言い表すには完全に時代遅れな言葉となった。同国経済は現在、個人同士が利益を出すことを目的に私有物を売買する取引に大きく依存している。
個人売買はここ数年、北朝鮮のあらゆる社会層、つまり貧困層から共産党内部や軍エリート層にまで普及した。しかし、ビクトリア朝時代の英国でセックスに関する問題がそうだったように、北朝鮮では資本主義に対するダブルスタンダードが存在する。誰もがしていることなのに、それを公に認める人は少ない。
北朝鮮にも何らかの形で市場は常に存在してきたが、経済活動における国家の役割が低下していることは、私的売買がかつてなく広がり、そして必要になっていることを意味している。その背景は至ってシンプルだ。かつてと同じ方法では、もはや国家は国民に物資を供給できなくなったのだ。ターニングポイントとなったのは、1990年代半ばに発生した深刻な飢きんだ。
飢きんの間、政府からの定期的な食料配給は事実上なくなり、二度と完全には元に戻らなかった。この経験から北朝鮮国民が学んだ教訓が、自立だ。それは北朝鮮の政治思想である「主体思想」で言う自立ではなく、むしろ、どんな手段を使ってでもという資本主義的な意味合いでの自立だ。
私有財産や私的売買は依然として違法だが、飢きん後の北朝鮮にとって、経済のルールとは「ルールに従わない」ことに他ならない。2010年の調査では、脱北者の62%が、北朝鮮では公式な職業以外の仕事にも従事していたと語った。非公式な為替レートを使っているグレーマーケットが、今ではエリート層にとってさえ、事実上の価格設定の場になっているという。
<システムの崩壊>

1940年代の建国以来、北朝鮮は長年にわたって食糧をほぼ自給自足してきた。公共配給システムの下、農家は収穫の大部分を政府に引き渡し、そこから国民に再分配されていた。金日成政権の初期から中期にかけては、北朝鮮の国民は裕福ではなかったかもしれないが、少なくとも集団で飢餓に陥ることはなかった。   続く...

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