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2015年6月17日水曜日

社長決裁です

ギリシャの社長さんがどうするか?

社風・・・

【社稷】しゃしょく

①[礼記(祭儀)]昔の中国で、建国のトキ、天子・諸侯が壇を設けて祭った土地の神(社)と五穀の神(稷)。

②[論語(先臣)]国家。朝廷。


安くてうまいのは、旬です。


ギリシャはエネルギー危機に陥る。

燃料も医薬品もエネルギーです・・・



[ロンドン 16日 ロイター] - ギリシャ政府と国際債権団の交渉難航による警戒感が金融市場に広がる中、ギリシャ国民への必需品の供給をめぐる脅威が次第に意識されつつある。同国がデフォルト(債務不履行)に陥り、ユーロ圏からの離脱が迫った場合、真っ先に入手困難となるのが輸入依存度の高いエネルギー資源や医薬品とみられるためだ。
ギリシャの2014年の輸入額は620億ドルで、世界全体の18兆8000億ドルから見ると規模は小さいものの、日常生活に不可欠な燃料や人命にかかわる医薬品を確保できなければ、国民に深刻な影響を及ぼすことになる。
ユーロ圏離脱に備えるセーフティネット(安全網)はなく、旧通貨のドラクマに戻した場合の輸入品価格は、手の届かない水準に高騰する恐れがある。
ラッセル・インベストメンツのストラテジスト、ウーテル・ストゥルケンボーム氏は「簡単な話ではない。ギリシャはエネルギーと医薬品を大量に輸入しているため、人道的支援が必要となる。債権国はそれを考慮に入れざるを得ない」と述べた。
ただ、エネルギー問題ではロシアとの連携を強める可能性がある。ギリシャのチプラス首相は19日にロシアのサンクトペテルブルグでプーチン大統領と会談する予定だが、天然ガスの供給も話題となりそうだ。トムロン・ロイターのデータによると、ギリシャの天然ガス輸入のうちロシアの国営天然ガス会社ガスプロム(GAZP.MM: 株価企業情報レポート)が80%を占めている。
医薬品については、製薬メーカーが供給を止めることへの道義的な圧力があり、欧州連合(EU)当局と今後の方策を協議している。
スイスのロシュ・ホールディング(ROG.VX: 株価企業情報レポート)、米ファイザー(PFE.N: 株価企業情報レポート)、仏サノフィ(SASY.PA: 株価,企業情報レポート)など世界の医薬品大手は、支払いが滞る中でも製品を供給し続ける手立てを考えたいとしている。
ギリシャがユーロ圏を離脱し、ドラクマを復活させた場合、各メーカーは主要な医薬品の価格を引き下げる必要があるだろう。
しかし、欧州製薬団体EFPIAの代表は、ギリシャ向け価格の適用を他の国が求めることや、ギリシャの輸入品を他のEU加盟国に再輸出することを阻止しなければならないと述べた。同国は医薬品の世界売上高の1%弱を占めるにすぎないが、市場全体への影響力ははるかに大きくなりそうだ。

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