Book Creator 検索

カスタム検索

2015年9月9日水曜日

宋文洲@紅楼夢

彼は、日本(人)の島国根性的弱点を見極めている・・・

日本の経営者のみなさんへ

これは、日本にとって金言集だと思われる・・・


ノート)

宋文洲さんの会社、「ソフトブレーン」の意味するところは、柔軟な頭脳、柔軟な発想、あたりという気がする。



例えば、

●分ける

「事業を実行する人間」と「責任を取る人間」はきっちり分ける。経営者の「自己責任」と「経営責任」明確にしていない組織は、"分からない"組織になる。


これは、執行役員と取締役会のことを言っている・・・

ですよね? 宋さん?


さらには、役割分担の明確化、そして、個々の役割に関して、個人が自己責任を持つ。

ですよね? 宋さん?


宋さんは中国から来たのに、考え方は、日本人よりも欧米的・・・


つまり、大陸共通?!?ということなのかな?

欧米の考え方をスムーズにゲットする秘訣は? 大陸共通? 大陸標準?

なのかな?



%%%宋文洲の言葉%%%

●胡坐(あぐら)

胡(ペルシャ)の座り方、西から伝わった。ペルシャ人やアラブ人が絨毯に胡坐をかいて座っていた。中国人も胡坐をかく、日本特有のものではない。

日本のビジネスパーソンの中には「日本は特殊」と考えている人が多いようだが、この考えはグローバル化の中では、足を引っ張る。

●分ける

「事業を実行する人間」と「責任を取る人間」はきっちり分ける。経営者の「自己責任」と「経営責任」明確にしていない組織は、"分からない"組織になる。

●人和

人和は仲良しクラブではない。

●客観

自分を捨てて客の立場に立つ。

●事実求是

「正しい」ことは時代によって違う。

●傍目八目

傍観者のほうがよく見える。

●決断

「決断」とは一部を犠牲にして全体の利益を守ること。

「決断」できない経営者は辞めるべき。

●与虎謀皮

全体が死ぬか、一部を切り捨てるか、決断できない人はリーダーを辞めるべき。

●論語読みの論語知らず

経営の本質は実践で身につく。経験を積まないと、机上の空論になってしまう。

●勝てば官軍

「勝てば官軍」「稼ぐが勝ち」「売れてなんぼ」を唱える人は信用できない。

●最上の策

「戦わずして勝つ」孫子の兵法。戦争を始めるのは、国民ではなく、いつも政治家や将軍。戦わずして勝つために、指導者や将軍は大いに知恵を絞るべき。

●義理人情

ビジネスに利用するような義理人情は偽善である。

●大儀

小さな正義は大きな正義を壊す。会社への忠誠心は小義である。

●自立

"しがみついている"人は会社とともに倒れる。経済的自立は自立ではない。

●悪銭身につかず

信用や自由はお金では買えない。

●営業

売ることではなく、業を営むこと。精神主義は企業の長期利益につながらない。

●戦略

「戦いを省略する」「ストラテジーとはやめるのを決めることだ」「戦わずして勝つこと」

●知己知彼

日本では「彼を知り、己を知る」。本来は「己を知り、彼を知る」。まず、自分を知る、アイデンティティーを持つ。

●「愛」「情け」「徳」

組織にばら撒くものではない。信頼関係を構築することが大事。

●朝令暮改

朝と夕で状況が変った場合は、命令を変える。

状況が変っていなくても、深く考えて、朝よりも夕のほうの考えが、正しいと思ったときに変える。

ダメなのは、気まぐれで変えること!

●燕は小さくても五臓が揃う

小さな組織でも仕組みは大企業と同じ。

●孤家寡聞

決断するときは、経営者は孤独である。

青柳洋介

0 件のコメント: