「われらはファラオでもなければニムロードでもない。泥土によって創られたこの世界に、何の未練があるものか。この地上にある限り、平安も永遠も得られはしないのだぞ。
見よ、われらはこの砦に閉じ込められた囚人に他ならぬ。ほんのわずかに限られた、許された者を除いては。われらはすべて、いつか神へと還る者。私もまたその一人であり、愛するものとひとつになることを切に望む者である」
これが、何を意味しているかというと、The Divine Systemに住むことができるのは、ほんのわずかな許された者。メヴラーナでさえ許された者ではない。
泥土の世界とは、The Babylon Systemで動く世界を意味している。
たぶん、メヴラーナは、The Divine SystemとThe Babylonの両方の世界を行き来していたのではないかと思われる。でも、命が尽きて初めて、The Divine Systemにのみ住むことができると言っている・・・
1273年12月17日、メヴラーナは、夕陽が沈み行くのとほぼ時を同じくして、この世を去った。預言者ムハンマドへの許へと還った。
ということは、ムハンマドは、「許された者」だと言うこと・・・
ということは、メヴラーナは、死んで仏(buddha)となった。
ムハンマドは、「活仏」だと言うこと・・・
つまり、釈迦も、「活仏」だということ・・・
おそらく、イエスも、「活仏」だと考えられる・・・
青柳洋介
追伸:
ダライラマ14世は、菩薩。つまり、メヴラーナと同様の者だと思われる。
ダライラマ14世が、マザー・テレサを「菩薩」と呼んだ。
よって、マザー・テレサも、メヴラーナと同様の者だと思われる。
つまり、この三人は、菩薩、Bodhisattvaだろう・・・
ムハンマド - メヴラーナ
釈迦 - ダライラマ14世
イエス - マザー・テレサ
のような構図だと考えられる・・・
参考文献)『神秘と詩の思想家 - メヴラーナ』 丸善プラネット
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