バロック(17世紀)は、『いびつな真珠』という意味。
調和の取れたルネサンスとは、対照的に、いびつな誇張が特徴。
ルネサンスから受け継いだ人生を肯定する世界観と、信仰のために俗世間を否定して隠遁生活を送る、という対照的な傾向があった。
バロックの特徴は『つかのまの華やかさ』と『うつろいやすさ』
プロスタントとカトリックの戦いに、政治権力も絡んだ時代。階級差が桁違いに大きかった時代でもある。
バロックの建造物は装飾であふれかえり、政治は暗殺や陰謀や策略であふれかえっていた。
演劇は幻想を繰り広げて、それが幻想であることを暴いた。だから、演劇は人生そのもの象徴だった。
シェークスピアが作品を書いたのは1600年前後。ルネサンスとバロックが半々。作品中には、「人生は劇場」という言葉がちりばめられている。
存在は霊的なもの - 『観念論』アイデアリズム
現象は物質的なものからなる - 『唯物論』マテリアリズム
ニュートン - 『機械論的世界観』
ラプラス - 『決定論的世界観』
青柳洋介
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