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2021年6月4日金曜日

チノパン(中国パンツ?)

諸説あるが、英国陸軍の中国パンツ?

チノ・パンツ(英: Chino pants)とは「チノ・クロス」と呼ばれる綿やポリエステル(稀に麻)の生地で出来たズボンの一種である。略称は「チノパン」「チノ(英: Chinos)」。

チノ・クロスは綿のツイル生地で、元々19世紀中頃に英仏の軍隊の制服に使われた生地である。作業着にも使われていることが多い。デニムと同じく右綾と左綾があり、右綾はウエストポイントと呼ばれることがある。防水加工が施されているものもある。

チノ・パンツは主にカーキ色、茶色またはそれに類する色のものが多い。これはチノ・パンツの起源といわれているイギリス陸軍のズボンに由来する。イギリス陸軍のズボンは元々白であったが、汚れやすく敵からとても目立った。そのためインドに駐屯していた士官が土色に染めさせた。のちにそれが制式な軍服の生地として採用され定着した。

チノ・クロスという呼び名の由来は諸説ある。スペイン語で中国人という意味の「Chino」から来ているという説。フィリピンでは戦争後これらの服装を着たのは中国人農民(Camisa de chino)であり、名前の由来となったとも言われる。その他に、「焼いた」という意味を指すスペイン語の南米方言の「chino」[1]という言葉からできたという説。1900年代にフィリピンに駐在していたアメリカ軍が軍服に使うため、イギリス軍で使われていたカーキ色の生地を「China(中国)」を経由して輸入したからという説[2]、など。

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