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2016年2月23日火曜日

幸せ@標準システム

その通りです。

自分が幸せだから、他人にも幸せを分け与えることができる!


適正評価の話が出た。

良いものは良い。悪いモノは悪い。

ほめるモノはほめる。ダメなモノはダメだと言う。

適正に評価して、適正に伝える!


管理部門と現場の役割分担です!

本社がすべきことを一生懸命考えて、投資・人事・ルール作りをすればいい。本社が現場と同じことをしてはダメなんです。


縦型か、フラット型か?

事業によります。

クリエイティブ系はフラット型が良いです。

ルーチンワークは縦型が良いです。


日経ビジネス
スタッフはまず、自分の幸せを考えるべき。 http://fb.me/4ble10K35


 JR東日本で新幹線の清掃にあたる「JR東日本テクノハートTESSEI」は、米ハーバード大学経営大学院の教授らがこぞって見学に訪れるほど、興味深いビジネスケースとして注目されている。同社に在職中、新たに「おもてなし創造部」を作り「3K職場」と言われた新幹線清掃の仕事を、見事に輝く職場へと変えた矢部輝夫おもてなし創造カンパニー代表。入山章栄・早稲田大学ビジネススクール准教授が、矢部氏が組織改革やスタッフのモチベーション向上のために具体的に何をやったのか、根掘り葉掘り聞いた。今回はその前編。(構成は片瀬京子)


入山:ハーバードで注目されているのは、TESSEIのやっていることが、実は世界最先端だからでしょうね。人を動かすにはお金やペナルティが必要だというウォール街的な従来の価値観が、欧米で少しずつ変わってきているからです。

売り上げを伸ばすのは、従業員の幸せのため

 若い人は、お金はさておき、自分はどういう人間で、どういう仕事をしたいのかを考える方向に来ていますし、学校側も考えさせようとしています。

矢部:TESSEIを「最先端」とおっしゃっていただきましたが、近江商人の「三方よし」、「売り手よし、買い手よし、世間様よし」、で言っていることはまさにCSR(企業の社会的責任)であり、従業員満足です。つまり日本には、もともとそういう文化があったんですよ。

 企業の目的には「売り上げを伸ばす」というものがありますが、それは、従業員の幸せを追い求めるという会社の使命があるからじゃないんでしょうか。


矢部:秀吉の奥さんの寧々さんにも優しい言葉をかけています。戦いで最も大事なのは兵隊、人ですから、締めるところは締めつつも、気を遣うところには遣っていました。


その科学的な研究の結果分かってきたのは、人間らしさ、人間くささを組織に取り戻すことが結局は一番大事だということなんです。


ここで私が言う人間くささとは、具体的には、ワイガヤのオフィスや、経営者が現場に行くとか、タバコ部屋とか、そうしたことです。


「職人」という人たちは、頑固で融通が効かないといわれる一面がありますが、損得を抜きにしていいものを作ろうとする。そうした「職人」を大事にする文化が日本にはあったと思うんです。それを日本の大企業では忘れてしまっているんじゃないかと思う時があります。


アラ還女性は「おもてなしの職人」

矢部:おもてなしを追い求めるという意味での職人です。人を思う心のプロです。おもてなしというと、若い女性がするというイメージがあるかもしれません。恐らく滝川クリステルさんが東京五輪招致で展開したフレーズ「お・も・て・な・し」の影響もあるでしょう。


入山:アラ還女性に話を戻しますと、シルバー人材の活用はこれからの企業の大きな課題ですね。

矢部:銀の卵ですよ。現在は定年退職という制度があって、ある年齢に達したら強制的に仕事が奪われます。その一方で、人手不足と言っています。


私たちは「我々の最高のおもてなしは、早くて正確で完璧なお掃除だ」と言い続けています。これが私たちの本業であり、会社の体幹、芯になる大切な仕事ですからね。

入山:なるほど。体幹をまず鍛えないとならない。


矢部:そのための、厳しいルールやマニュアルがあります。私はまずこれをきちんと守ることのできる組織にしようと思いました。このことが強い組織をつくり、その後のさまざまなチャレンジを可能にしたと思っています。


矢部:5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、しつけのことで、安全、サービス等を創造するための会社の基礎となる要素なのですが、なぜここにしつけが入るのかというと、会社組織には秩序が必要だからです。

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