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2016年2月29日月曜日

思想@標準システム

岩波書店
「3.11を心に刻んで」2015年4月11日号に,アメリカ文学者の佐藤良明さんが選んで下さった言葉です.「われわれの文明では,短期的な利益が得られる方向へ物事が進み…」(思想家,グレゴリー・ベイトソン)


日経ビジネス
「不適切人材はバスから降ろせ」とコリンズは説く。師匠ともいえるドラッカーは人間主義を貫いた。苦境に勝つのはどちらの思想か。 http://fb.me/4YPQtT6S0


コリンズは呼ばれてドラッカーのところに行ったそうです。そこで「君は永続するマネジメント思想をつくりたいのか? それとも、永続するコンサルティング会社をつくりたいのか?」と問いかけられた。


『ビジョナリー・カンパニー4』の解説にも書きましたが、コリンズは「ドラッカーは社会を生産的にすることだけを目的にペンを執ったのでしょうか? そうではありません。社会を生産的にするとともに人間的にするために書き続けてきたのです」と語っています。


コリンズは、「その人にはまた別の乗るバスがあるんだ」と言っていました。その人にとってはそのバスは適切じゃない。また乗るべきバスがあるから、降ろしたほうがその人のためになるということを言うんです。


全員がマネジメントとイノベーションを行わなければいけない。そのための教科書として、ドラッカーは『マネジメント』や『イノベーションと企業家精神』を書いたんじゃないかという僕の見立てが、『もしドラ』や『もしイノ』を書いたきっかけ


牧野:大きなテーマですよね。日本全体が閉塞状態に陥っているとき、古いものをどこかで捨てなければいけないけれども、現状に安住している人たちがいて、なかなか変えられないという問題がある。まさに高校野球もその一つだと思います。


岩崎:そう、そうなんです。そういう意味では、ドラッカーの本は30年前に書かれたものですが、まさに現代にぴったりだと思います。30年後のために書かれた本じゃないかと思いますね。

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