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2020年7月20日月曜日

貿易収支(アマテラス政府)

中国向け輸出は回復。欧米向け輸出は大きく落ち込んでいる。
コロナの影響だと考えられる。

6月の輸出入額 減少続く 貿易収支3か月連続の赤字
2020年7月20日 10時45分

先月6月の日本の貿易額は、輸出と輸入がともに大幅な減少が続きました。中国向けの輸出はほぼ去年並みに回復しましたが、新型コロナウイルスの影響で依然として欧米向けの輸出は低迷が続いています。

財務省が発表した貿易統計によりますと、先月の日本からの輸出額は4兆8620億円で、去年の同じ月を26.2%下回り、19か月連続の減少となりました。

新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞を背景に、アメリカへの輸出は自動車や自動車部品などを中心に46.6%減少し、EUへの輸出も28.4%減少しました。

一方、中国への輸出は非鉄金属や自動車が伸び、0.2%の減少と、ほぼ去年並みにまで回復しました。

また、先月の日本の輸入額は5兆1309億円で、去年の同じ月を14.4%下回り、14か月連続の減少となりました。

ただし、中国からのマスクを含む「織物用糸・繊維製品」や、アメリカからの医薬品の輸入は60%以上増えています。

この結果、輸出から輸入を差し引いた先月の貿易収支は2688億円の赤字となり、3か月連続の赤字となりました。

一方、合わせて発表されたことし1月から6月までの日本の貿易収支は、2兆2395億円の赤字で、半期として4期連続の赤字となりました。

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